【死神画(Die Todesbilder)】
1543年作。
ハンス・ホルバインの木版彫刻を手本とした。
ちなみにこれは、何枚(35シーン)もあるうちの一つです。
(↑)
右で弦楽器をつま弾いているのは、左手前の女性の恋人です。
この女性、実は修道女なのですが、もちろん修道女に恋人がいるのは許されないので(だから普通の女性の格好で描かれている)、真ん中の死神が罰としてロウソクの炎を消しています。
(↑)
右手前の老婆を二人の死神が楽器を弾き、踊りながら導いています。
この老婆は、人生を全うに生きた(年を取ったから死ぬ)ので、死神達も優しく死への道を先導しています。
こんな感じの絵が、たくさんありました。
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